第134回(2018.03.20) 「プロジェクトマネジメントを楽しむ」 その134
「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(48)
−アベノミクスを成功させるための電子空間活用戦略ー
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(36)
渡辺 貢成
 kosei.watanabe@sweet.ocn.ne.jp
(有)経営組織研究所
第99回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(1) 
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A.先月号では町の老人会をテーマに取り上げ、Iさんは幸福論で老人会を蘇られる発想を持っているようだが、その内容と成功の確立について話してくれないか。

I.今月は年度末なので、私が手掛けている問題すべての現実と成果に関し、整理しておきます。それがないと話が混みあって分からなくなります。幸福論は来年度の課題として、最後に説明します。

A.読者の皆さんにとってそれはありがたい。

I.私の課題をプロジェクトとしてながめます。
(1)“アベノミックス”が求めている再生協議会公園部会

@再生協議会全般をながめ、全体テーマをプラットフォームとし、相互関係を利用した価値ある提案をしたが、すでに進行しているプロジェクトがあるという理由で、公園部会に絞れという指令を受けた。プラットフォーム化すると価値ある提案が出せたが、そのような戦略を理解できる人材がいないため、日本的ムラ社会の掟に従い、公園部会の部会長になった。

A公園部会プロジェクトの成果と問題点
@.M地区最大の公園の改修
 ☆29年度予算:町で最大の公園の改修工事を行った。殺風景な公園に花壇をつくり、町を明るくした。(STEP1)
 ☆30年度(STEP2)同上M地区公園の維持管理への工夫(課題1)
     ものづくり的発想の公園は、予算削減の中で維持管理費を町と住民が分担するという課題が残されている。

A Y地区公園(STEP3)公園の新しい活用の工夫
 ☆30年度プロジェクト:幼児のいる住民を集めて、公園の利用棲み分けの 
  改革(課題2)
      M地区は改修はものづくり的性格から脱皮できなかった。
      Y地区は初めて住民の意志で公園の使い方改革を実施する。若いプロジェクトマネジャーに期待している。(楽しみである)

B M地区児童公園の改革(STEP3)
  ☆私案作成中(30年度):公園という場を利用し、住民がそれぞれ公園別にこんな公園にしようという発想を絵にかいて、発表し、
    現実に改修をしないで、バーチャル提案を住民全員が侃々諤々と議論し楽しむという発想。
  ☆提案の中で実施したいと住民が考えたとき、住民が町の公園を借りて選ばれた花壇を自費でつくる。(STEP4)

C Y地区公園の活用方法の改革(31年度計画)
   住民自らが新しい使い方を考え提案する。提案はコンペの形式で行われ、コンペそのものを楽しむ。
   CはBが成功したらの話である。

(2)老人会の会長としての課題
町老連の支部である老人会の会長のなり手がいないという問題が起き、多くの地域老人会が解散に追い込まれている。
その被害に直面している。3丁目の老人会が解散し、有志だけを2丁目で吸収したところです。
日本人の特徴としてボランティアは無償という発想が強い。
結局ただ働きは、上位者の負担(金、時間、労働)を増すだけで、誰も会長に敬意を払わない。ただのボランティアは短期間に有効で、長期間には向いていない。改善点1.

改善点2:現在の老人会連合は健康志向だけだ。健康+幸福という複合思考への改善が求められる。
 ここでいう幸福の発想は、人間は一人では生きていけない。人々との絆の強さが幸福という試算になるという発想である。幸福となる絆とはどのようなものか、考え所に価値がウマ得る。老人会も無償の発想の改善と多くの仲間との絆の改善でが、救世主になる。そして仲間を集めて実行してみると、そこに幸福が生まれてくるトライ&エラー方式で成果が生まれる。

具体的には:人は誰も長所・短所がある。日本ムラ社会の経験では「私たちは人の長所を理解し、そこから学ぶことをしない。事例を申し上げる。5分間会話して相手の長所を探し、褒める点を探すと、5つとは出てこない。しかし欠点はと質問すると10以上簡単に上げることができる。という人間関係でムラ社会は成立している。相手の長所を探し、学ぶだけで、あなたは多くの人脈を獲得でき、幸せな人生を過ごすことができる。そして天は素晴らしい人を見逃さない。上司が私を引き上げなくても、誰かが私を引き上げてくれたきた数回の実績を私は持っている。


以上

プロジェクトマネジメントを楽しむ バックナンバー
第1回 プロジェクトを楽しむには多くの仕掛けがいる
第2回 PMを楽しむ仕掛けは時間が生み出す
第3回 基礎をしらないとPMは楽しくならない
第4回 仕事を減らす楽しみを覚えよう   (2)  (3)


第7回 行動の中から楽しみを生み出そう(1)
第8回 行動を頭に合わせよう(2)
第9回 行動を頭に合わせよう(3)
第10回 目的があって仕事がある(1)   (2)   (3)

第13回 日本の『現場力』を再度強化しよう(1)
 
  (2)   (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)

第23回 「何か変だな」(1)〜「お客様は神様か?」
第24回 「何か変だな」(2)〜「頭を使う人々が、(生産性に)頭を使わないのはなぜ?」
第25回 「何か変だな」(3)〜「問題と課題の違いがわかるかな?」
第26回 「何か変だな」(4)〜「資格を取っても役に立たない?」
第27回 「何か変だな」(5)〜「「物事」とは何か?」
第28回 「何か変だな」(6)〜「タテマエとホンネ」とは何か?
第29回 「何か変だな」(7)〜「カタカナ言葉と漢字」
第30回 「何か変だな」(8)〜「これからは日本の時代って本当?」
第31回 「何か変だな」(9)〜「ものづくりは技術が基盤って本当?」
第32回 「何か変だな」(10)〜「サービスはタダか、サービスはマネーか?」
第33回 「何か変だな」(11)〜「少子化問題と一人っ子政策の討論」
第34回 「何か変だな」(12)〜「何か変だな!講演会」
第35回 「何か変だな」(13)〜「何か変だな!講演会2」
第36回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(1)〜PMOに消火活動チームの設置
第37回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(2)〜働く女性のために小学校の低学年児童の居残りは学校が面倒を見たら!
第38回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(3)〜アイデアは出すことより、実行+が難しい。実行が難しいから、皆考えなくなる
第39回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(4)〜How to の時代からWhat toへの転換
  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)  (13)  (14)  (15)

第51回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(1)〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
第52回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(2)―緊急時の対策― 〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)

第58回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」―情報を活用する能力(1)―〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
  (2)  (3)  (4)  (5)

第63回 「世界が変化している。原理・原則を知って変化に対応しよう」―ビジネスの基本に戻ろう(1)― −変わる基本、変わらぬ基本の理解−   
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)

第75回 「世界が変化している中で、日本人は自分のことをよく知っているのか」―勉強をしたバカとは何か勉強しよう(1)― 
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)   (7)   (8)   (9)  (10)  (11)  (12) 

第87回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」−アベノミクスを成功させるためにー“想定外”と“ゼロベース発想”−(1)
  (2)  (3)   (4)   (5)   (6)  (7)   (8)   (9)   (10)   (11)    (12)  

第99回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(1) 

第159回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(73)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(1)

 
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