第119回(2016.12.20) 「プロジェクトマネジメントを楽しむ」 その119
「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(33)
−アベノミクスを成功させるためにー
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(21)
渡辺 貢成
 kosei.watanabe@sweet.ocn.ne.jp
(有)経営組織研究所

―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(1)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(2)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(3)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(4)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(5)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(6)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(7)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(8)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(9)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(10)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(11)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(12)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(13)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(14
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(15)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(16)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(17)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(18)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(19)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(20)
―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(21)


A.先月は部会長から3つのテーマを課題検討問題として採用する旨の話があったことを聞いた。しかし、このテーマづくりはIさんの望んだものとは大きな差がある。今月は何をしたのかな。

I.その通りです。
(1)結果は3つのテーマに絞られました。
@.里山遊歩道整備:この発想は老人の健康増進だけではなく、町民の健康増進を図る
内容で評価できると思います。
A.A小学校の地域交流の拠点化
 このテーマは本年の1年生の入学者が30名という問題を取り上げたものです。人口減少という課題に関連するテーマです。町は小学生の減少は継続的の起こる問題なため、小学校、中学校を融合する発想のコミュニティ・スクール化への対策です。
B.魅力ある地域公園づくり
私は「魅力ある地域公園づくり分科会の責任者になりました。しかし、1,2のテーマと異なり、町は予算もなく、縮小を目指すという方針があり、従来からの延長的発想はできない難解なテーマです。

(2)このテーマの課題解決をワークショップ方式で実施することになった
3つのテーマに関し、町民の意見を聞き、問題解決を実施する方針に決まりました。

A町が募集した課題検討部会へ参画し、私が提案した内容は
@.2040年に地方自治として生き残りを目指した戦略の実現
@ 総合戦略の基本目標T.町の人材の資産化(人財化)戦力となるコミュニティの構築
A  総合戦略の日本目標U.流れをつくる(人の流れ、情報の流れ、金の流れ、知識の流れ、美の流れ)
この基本的提案は2040年に自立を目指すためのビジョンです。同時に当面の課題を提案し、これと対比しながら、現実的な内容の検討と、年度ごとのスケジュールの決定というPM手法で一括提案したものです。しかし、この提案は町の現実にそぐわないという理由で、部会長の一存で議題から外されました。

(3)本テーマ検討に関する私の方針の転換
 ここで私は拙速を避ける方向を選択しました。米国社会では総合戦略が求めているものに対する即戦力のパワーを示すことが必須条件です。欧米社会では社会のスタンダードや内部マニュアルがあり、それらを調べることで必要な情報を得られ、即戦力を示すことができます。市民がそれらの仕組みに慣れています。

しかし日本的ムラ社会は、それらのバックオフィス・データがありません。ましてこの町でボランティア活動をしている人々は「行政と住民」という表・裏の関係性で成り立っています。専門家に作らせた「町の総合戦略」などを誰も気に留めていません。一人で正論を述べても、笑いものになるだけです。対「日本ムラ社会」への戦術に切り替が必要でした。
切り替え戦術は「ムラ社会で信頼されている人」にご意見を伺い、実行し、信頼されることです。ムラの住人として生きるための第1歩です。幸い本分科会には町の行政を知り尽くした2人の賢人が参加してくれました。この仕事を進めるには彼らからの情報を理解し、信頼されることが第一で、このステップは完了しました。

 結局この課題検討会は3つのテーマに関し、町民を含めたワークショップを開くことで決着しました。しかし、通常行われている1回のワークショップで終わらせると、町の発展に支障がでます。そこで結果をみて、2回目、3回目と継続する案を提案し、この発想を取り入れてもらいました。



以上

プロジェクトマネジメントを楽しむ バックナンバー
第1回 プロジェクトを楽しむには多くの仕掛けがいる
第2回 PMを楽しむ仕掛けは時間が生み出す
第3回 基礎をしらないとPMは楽しくならない
第4回 仕事を減らす楽しみを覚えよう   (2)  (3)


第7回 行動の中から楽しみを生み出そう(1)
第8回 行動を頭に合わせよう(2)
第9回 行動を頭に合わせよう(3)
第10回 目的があって仕事がある(1)   (2)   (3)

第13回 日本の『現場力』を再度強化しよう(1)
 
  (2)   (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)

第23回 「何か変だな」(1)〜「お客様は神様か?」
第24回 「何か変だな」(2)〜「頭を使う人々が、(生産性に)頭を使わないのはなぜ?」
第25回 「何か変だな」(3)〜「問題と課題の違いがわかるかな?」
第26回 「何か変だな」(4)〜「資格を取っても役に立たない?」
第27回 「何か変だな」(5)〜「「物事」とは何か?」
第28回 「何か変だな」(6)〜「タテマエとホンネ」とは何か?
第29回 「何か変だな」(7)〜「カタカナ言葉と漢字」
第30回 「何か変だな」(8)〜「これからは日本の時代って本当?」
第31回 「何か変だな」(9)〜「ものづくりは技術が基盤って本当?」
第32回 「何か変だな」(10)〜「サービスはタダか、サービスはマネーか?」
第33回 「何か変だな」(11)〜「少子化問題と一人っ子政策の討論」
第34回 「何か変だな」(12)〜「何か変だな!講演会」
第35回 「何か変だな」(13)〜「何か変だな!講演会2」
第36回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(1)〜PMOに消火活動チームの設置
第37回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(2)〜働く女性のために小学校の低学年児童の居残りは学校が面倒を見たら!
第38回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(3)〜アイデアは出すことより、実行+が難しい。実行が難しいから、皆考えなくなる
第39回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(4)〜How to の時代からWhat toへの転換
  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)  (13)  (14)  (15)

第51回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(1)〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
第52回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(2)―緊急時の対策― 〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)

第58回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」―情報を活用する能力(1)―〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
  (2)  (3)  (4)  (5)

第63回 「世界が変化している。原理・原則を知って変化に対応しよう」―ビジネスの基本に戻ろう(1)― −変わる基本、変わらぬ基本の理解−   
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)

第75回 「世界が変化している中で、日本人は自分のことをよく知っているのか」―勉強をしたバカとは何か勉強しよう(1)― 
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)   (9)  (10)  (11)  (12) 

第87回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」−アベノミクスを成功させるためにー
“想定外”と“ゼロベース発想”−(1)

  (2)  (3)   (4)   (5)   (6)  (7)   (8)   (9)   (10)   (11)    (12)  

第99回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略 ”−(1)
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