第188回(2022.09.20) 「プロジェクトマネジメントを楽しむ」 その188
「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(102)
渡辺 貢成
 kosei.watanabe@sweet.ocn.ne.jp
(有)経営組織研究所
第159回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(73)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(1) 
第160回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(74)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(2)
第161回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(75)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(3)
第162回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(76)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(4)
第163回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(77)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(5)
第164回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(78)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(6)
第165回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(79)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(7)
第166回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(80)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(8)
第167回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(81)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(9)
第168回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(82)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(10)
第169回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(83)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(11)
第170回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(84)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(12)
第171回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(85)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(13)
第172回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(86)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(14)
第173回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(87)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(15)
第174回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(88)−再度「ジョブ型/雇用」と「メンバーシップ型/雇用」の相違とこれからの使い方
第175回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(89)
第176回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(90)−日本人の奇妙な発想その2
第177回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(91)−日本人の奇妙な発想その3
第178回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(92)
第179回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(93)
第180回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(94)
第181回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(95)−官僚という秀才集団の持つ素晴らしさと恐ろしさ
第182回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(96)
第183回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(97)−IT能力の差【米国の自信;日本「ホンネとタテマエ」という風習】
第184回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(98)
第185回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(99)−メルマガ  220618F3

第186回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(100)
第187回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(101)


A.読者のみなさん、日本人は1990年以降の経営に対し、皆さんならどのような対応を実施しますか。
皆さん方は1997年のバブル崩壊後の日本をどのような形で運営したいと思いますか。

     

メルマガリードの質問順位
@ 1997年〜2005年までの財務省が管理できる分野での発想:
@)バブル崩壊でゾンビ企業候補となったゼネコン全社を救済(理由:公共投資の量が増えた。オリンピック向けた含み膨大な予算で200兆円設定)
A)デフレによる消費税の増税(世界的にはデフレ対策は緩やかなインフレ対策を行う)
A)霞が関集団内の企業に減税措置をおこなった。(財務省判断)この金は400兆円という大規模な減税を実施した。財務省は参考資料として:【高橋洋一安倍政権を叱る】をまもる。絶対にしてはならないことを学ぶ

A 小泉内閣での新自由主義の採用:日本の最低賃金法は米国に並んで最下位を決め、世界レベル最下位をめどに、高偏差値人材の霞が関村住民の評価を高めた。
芝安曇の高偏差値人材の評価はプロジェクト完成には役に立っていない。

B アベノミクス:第1の矢(リフレーション政策「金融緩和」柔軟なインフレターゲット2%実施)は成功した。しかし、翌年財務省は第一の矢を失速させる政策で、第1の矢時点に戻す政策実施、翌年アベノミクス関係者は前回のリフレ政策を実施したが、財務省は再度無効化を実施した。この件では内閣官房参与高橋洋一氏は財務省の無知さに対し、正論を伝えるために「新国債の真実」1400円、「嘘と感情論で封殺されえた5つの日本の真実」1500円を出版した。

C いずれにしても人口減少に対する新しい政策が必要である。ここでの需要は若手人材+定年後5年程度の人材活用ができれば、総合的に第三の矢も有効活用できることになる。

D 財務省の消費税8%実施し、2回目は10%:緩やかなインフレ率2.0をゼロに下落する邪魔建てに成功した。無駄な作業をさせたものだ。

E 財務省は突然大企業向けに400兆円の減税を実施した。財務省は既に公共事業を行うために200兆円を確保した。しかし、今度の費用は公共事業費用ではなく、アベノミクスにおける稼働員の昇給費用として準備したもので、全く突然公共投資予算に変身させられた。約束違反であり、国民の貯金から400兆円を財務省の予算に組み入れたか。アベノミクス予算からくすねた金と言ってもよい。

◎私は、財務省という金銭を取り扱う部署が、突然アベノミクス予備費から400兆円という予算を大企業の減税に使うことが理解できない。私たちが学んだ経理は、一度決めた予算は複利方式で取り扱われ、二重に加算されることができない仕組みになっている。財務省の経理は単式で、勝手に変更ができる仕組みになっていることに不安を感じている。そのことが第一の課題である。第二の課題は@からDまでみて、金の動きが気になる。

@ はバブル崩壊後の予算管理が明らかに厳しい査定健全性を評価された中に明らかにゾンビ企業がふくまれており、200兆円という公共事業からの支援が見え見えである。

A 小泉政権では米国からの要請で新自由主義を採用し、米国と並んで世界一最低賃金法を採用している。従来には安い非正社員の減俸、非常時の解雇の実施で、デフレで生活できない人材がでることになった。

B アベノミクスでは3つの矢で盛大な成果をあげる予定が出ているが、第一、第二までの業績は成果を上げているが、第三の矢は民間投資を喚起する成長戦略であるが、ここを開拓できる人口がへっているため、目的達成が困難である。ここに現在のアベノミクスの困難がある。

C 消費税率 5%→8%→10%増税→消費税停止

D 財務省の大企業向け400兆円の減税→新案に合併

以上が調査した内容である。この結果からわかることがある。それを以下に示す。
私たちがこれから行うことは2分割の結果である。A.はエリート霞が関村(含む経団連)の生活顕教である。これまでにない裕福なエリート集団である。他方B.日本人の下部層の人々の集団で絶望と騒乱がつきもの生活となる。これまでの和気あいあいした日本人は消え去るであろう。一方A集団は財務省が保有する400兆円+200兆円で賄われる裕福な生活である。そのためには新しい日本をつくる提案を再度実施することが次回の提案である。

このような観点で読者の皆さん方はどうするのか、自分たちは何をするべきか考えてください。



プロジェクトマネジメントを楽しむ バックナンバー
第1回 プロジェクトを楽しむには多くの仕掛けがいる
第2回 PMを楽しむ仕掛けは時間が生み出す
第3回 基礎をしらないとPMは楽しくならない
第4回 仕事を減らす楽しみを覚えよう   (2)  (3)


第7回 行動の中から楽しみを生み出そう(1)
第8回 行動を頭に合わせよう(2)
第9回 行動を頭に合わせよう(3)
第10回 目的があって仕事がある(1)   (2)   (3)

第13回 日本の『現場力』を再度強化しよう(1)
 
  (2)   (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)

第23回 「何か変だな」(1)〜「お客様は神様か?」
第24回 「何か変だな」(2)〜「頭を使う人々が、(生産性に)頭を使わないのはなぜ?」
第25回 「何か変だな」(3)〜「問題と課題の違いがわかるかな?」
第26回 「何か変だな」(4)〜「資格を取っても役に立たない?」
第27回 「何か変だな」(5)〜「「物事」とは何か?」
第28回 「何か変だな」(6)〜「タテマエとホンネ」とは何か?
第29回 「何か変だな」(7)〜「カタカナ言葉と漢字」
第30回 「何か変だな」(8)〜「これからは日本の時代って本当?」
第31回 「何か変だな」(9)〜「ものづくりは技術が基盤って本当?」
第32回 「何か変だな」(10)〜「サービスはタダか、サービスはマネーか?」
第33回 「何か変だな」(11)〜「少子化問題と一人っ子政策の討論」
第34回 「何か変だな」(12)〜「何か変だな!講演会」
第35回 「何か変だな」(13)〜「何か変だな!講演会2」
第36回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(1)〜PMOに消火活動チームの設置
第37回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(2)〜働く女性のために小学校の低学年児童の居残りは学校が面倒を見たら!
第38回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(3)〜アイデアは出すことより、実行+が難しい。実行が難しいから、皆考えなくなる
第39回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(4)〜How to の時代からWhat toへの転換
  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)  (13)  (14)  (15)

第51回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(1)〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
第52回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(2)―緊急時の対策― 〜What toからHow to enjoy project managmentへの転換
  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)

第58回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」―情報を活用する能力(1)―〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
  (2)  (3)  (4)  (5)

第63回 「世界が変化している。原理・原則を知って変化に対応しよう」―ビジネスの基本に戻ろう(1)― −変わる基本、変わらぬ基本の理解−   
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)

第75回 「世界が変化している中で、日本人は自分のことをよく知っているのか」―勉強をしたバカとは何か勉強しよう(1)― 
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)   (7)   (8)   (9)  (10)  (11)  (12) 

第87回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」−アベノミクスを成功させるためにー“想定外”と“ゼロベース発想”−(1)
  (2)  (3)   (4)   (5)   (6)  (7)   (8)   (9)   (10)   (11)    (12)  
 
第99回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(13)―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(1)

第159回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(73)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(1)
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)  (13)  (14)  (15) 

第174回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(88)−再度「ジョブ型/雇用」と「メンバーシップ型/雇用」の相違とこれからの使い方
第175回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(89)
第176回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(90)−日本人の奇妙な発想その2
第177回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(91)−日本人の奇妙な発想その3(ゾンビ企業の救済)
第178回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(92)
第179回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(93)
第180回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(94
第181回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(95)−官僚という秀才集団の持つ素晴らしさと恐ろしさ
第182回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(96)
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第190回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(104)
第191回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(105)


 
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