A. 芝さん 大変なことになりましたね。
芝:まったくです。この機会に日本人の頭を切り替えないと、日本は滅ぶか、歴史に残らない国になるかもしれません。
A. 全くその通りだと思います。しかし私が提案したいのは別件です。
芝:嬉しそうに何ですか。
A.はい。WBCでの優勝です。
芝.気持ちが晴れました。日本人は素晴らしいですな。何が素晴らしいかわかりますか!
A.日本チームの精神の素晴しさです。堂々としていることです。テレビで見るすべてのシーンが負けていても落ち着きがあり、負けるきがしませんでした。
芝.おっしゃるとおりです。若手がびくともせずにしっかりしています。
A.私も言いたいことは同じです。米国との試合での勝利は村上が最後に自分の持つ信念をもって獲得した素晴らしい気迫でした。
芝.苦しんで最後に勝利を上げる根性、今年のWBCのシナリオは出発前から出来上がっていたようです。アベノミクスがどうなるかということを考えている人材は多くいます。
一人の賢者はアベノミクスのこれからもいいが、今の平成人に頑張りを要求しても無理なようだ。覇気がないからだということです。東大出の秀才だと言っても世の中を変えるには覇気のある集団が必要です。私は昭和生まれですが、活が入ったのは池田政権の時でした。給料倍増計画でした。期待していた我々は1回目の昇給で、狭い台所がにぎわいました。
次に2度目の昇給がありました。ここで亭主の小遣いが上がり、ここで亭主の位置が向上しました。世の中が豊かになると、亭主の出張が多くなり、出張手当がご褒美となりました。人間の価値が上がると、国民の目に輝きが出ました。昭和人の恩人は池田総理でした。
一方太平な世の中に育つた平成人は豊かさに恵まれ、ゆとりがあります。家族と暮らす家が広くなり、次第にわがままになり、覇気がなくなりました。
デフレ対策が消費税増税とは、恐れ入った発想です。しかし令和の子供は覇気があります。私は楽しみに彼らの育成を期待しています。
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