第174回(2021.07.20) 「プロジェクトマネジメントを楽しむ」 その174
「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(88)
―再度「ジョブ型/雇用」と「メンバーシップ型/雇用」の相違とこれからの使い方−
渡辺 貢成
 kosei.watanabe@sweet.ocn.ne.jp
(有)経営組織研究所
第159回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(73)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(1) 
第160回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(74)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(2)
第161回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(75)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(3)
第162回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(76)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(4)
第163回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(77)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(5)
第164回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(78)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(6)
第165回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(79)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(7)
第166回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(80)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(8)
第167回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(81)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(9)
第168回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(82)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(10)
第169回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(83)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(11)
第170回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(84)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(12)
第171回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(85)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(13)
第172回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(86)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(14)
第173回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(86)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(15)
第174回 再度「ジョブ型/雇用」と「メンバーシップ型/雇用」の相違とこれからの使い方

A.コロナ対策ではどこの国も対応に苦労した。
@最初はできるだけ人に会わない。
A会う場合は完全な防備をする
B危険場所に行かないで仕事をする、とかわってきた。そして企業の損失防止策が提案され、少しづつ被害を減らす体制を整えてきた。

I. コロナ期間中、通勤不可能な場合に自宅での作業を行い、何らかの業績を上げることができた。しかし、「ジョブ型/雇用」体制は、業務全体の中で、専門職分野を持つ個人が部分的に成果をあげたに過ぎない。全体的に見ると大きな成果にはなっていないが、各部署で頭を切り替えると、全体の成果が出るケースが多くなるかもしれない。

A. Iさんならどう考えるかな。

I.「ジョブ型/雇用」システムと「メンバーシップ型/雇用」システムは基本的に質の違う手法と考えてください。
欧米の企業は中世時代からいろいろなギルト社会があつた。手工業の世界では職人は一からたたき上げの仕事に誇りを持て、その腕を買ってもらう契約をしてきた。資本主義が活発になると競争が激しくなり、景気・不景気の波に職人はさらされ、その救済のため専門職人はユニオン(労組)に入り、労組の紹介で企業に籍を置いてもらった。不景気時代はユニオンから失業手当をもらい、好景気となると古巣に再雇用してもらうか、他社に出向き自分の腕を評価してもらう風紀がたかくなった。
これらが実施できるのは各国が業務に必要な各種基準が公に決められているからです。

U。「メンバーシップ型/雇用」方式はメルマガリードに書かれた通りであるが、現時点での問題点を取り上げる。
@)1995年以降米国では経営の主流は「モノづくり」から「コトづくり」になり、経営全般の効率化が課題となった。そこで登場したのがIT(Information Technology)です。PCを使って、あらゆる情報をデジタル化し、その情報を瞬時の全世界に伝達することで、経営者が情報を自らの決断として即時に伝達できるため、経営のスピードが向上した。次に課題は「情報の活用」イノベーションが主流となり、GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)の株式時価総額が600兆円を突破した。

A)日本の製造業は1990年を境に成長が低下し始め、その対策を取るべきであったが、メンバーシップ型経営の基本は終身雇用・年功序列であり、年功という薄報酬に甘んじて、経営改革を怠ってきた。新社長の就任挨拶は「前社長の業績をしっかり守りぬく方針である」。そして年々社長が小型化し、全員が失敗をおそれる気風が強くなった。この雰囲気の中にも「能力の高い副社長」は存在したが、「忖度副社長」の失敗しないという強みがあり、常に後任を争いに勝利したが、企業そのものは世界的競争力から離れていった。

B)次回は2000年代の米国と日本の動きを提供します。

ここで芝 安曇さんの楽しい格言をプレゼントします。
@ メンバーシップ型/雇用の企業で、これからでもいいから実行して欲しいこと
@)メンバーシップ型/雇用システムは大変効率が悪いといわれています。どこに効率のわるさがあるか探ってみると、
A)会議が多い。内容的には5名で済む要件に出席者20名になる。理由:会議に関係各部を呼ばないと、おら聞いてないよと協力してくれないから。
B)昼間の電話が多く、話が長すぎる。(相手の考えを聞きたければ、用件だけ伝えて、簡潔な答えがでたら報告してもらうこと)、要点をよく聞けばよい。
C)今回のテーマは日中の電話やりかたを変え、効率よく仕事をする会社のノウハウを伝授する
D)あなたは自分が電話したい人から先にかかってくることが多いと感じませんか?
  答え:はいそうです。
  それはどんな人ですか。:上司、客先、下請け、仕事の同僚等です。
  それならあなたは朝自分の席に着くや上記相手に電話しましょう。
 ・朝9.00から9:30 電話がかかりそうな相手に先に電話をする。
  重要な相手は顧客、上司、気になる仲間
 ・昼前11:30〜12:00 同様の相手に電話する
 ・昼休後13:00〜13:30 電話タイム
・     15:00〜15:30 電話タイム
・     17:00〜17:30  電話タイム
・ この方式で日中の時間の節約ができるだけでなく、相手からよろこばれます。
そこで親しい相手にはお互いの時間節減のため、上記時間帯の電話を認めてもらうことです。これができるには顧客を親しい仲間にする工夫が必要です。
・ この方式を進めると、夜間の残業は必ずへるそうです 。


以上

プロジェクトマネジメントを楽しむ バックナンバー
第1回 プロジェクトを楽しむには多くの仕掛けがいる
第2回 PMを楽しむ仕掛けは時間が生み出す
第3回 基礎をしらないとPMは楽しくならない
第4回 仕事を減らす楽しみを覚えよう   (2)  (3)


第7回 行動の中から楽しみを生み出そう(1)
第8回 行動を頭に合わせよう(2)
第9回 行動を頭に合わせよう(3)
第10回 目的があって仕事がある(1)   (2)   (3)

第13回 日本の『現場力』を再度強化しよう(1)
 
  (2)   (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)

第23回 「何か変だな」(1)〜「お客様は神様か?」
第24回 「何か変だな」(2)〜「頭を使う人々が、(生産性に)頭を使わないのはなぜ?」
第25回 「何か変だな」(3)〜「問題と課題の違いがわかるかな?」
第26回 「何か変だな」(4)〜「資格を取っても役に立たない?」
第27回 「何か変だな」(5)〜「「物事」とは何か?」
第28回 「何か変だな」(6)〜「タテマエとホンネ」とは何か?
第29回 「何か変だな」(7)〜「カタカナ言葉と漢字」
第30回 「何か変だな」(8)〜「これからは日本の時代って本当?」
第31回 「何か変だな」(9)〜「ものづくりは技術が基盤って本当?」
第32回 「何か変だな」(10)〜「サービスはタダか、サービスはマネーか?」
第33回 「何か変だな」(11)〜「少子化問題と一人っ子政策の討論」
第34回 「何か変だな」(12)〜「何か変だな!講演会」
第35回 「何か変だな」(13)〜「何か変だな!講演会2」
第36回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(1)〜PMOに消火活動チームの設置
第37回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(2)〜働く女性のために小学校の低学年児童の居残りは学校が面倒を見たら!
第38回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(3)〜アイデアは出すことより、実行+が難しい。実行が難しいから、皆考えなくなる
第39回 「世の中をよくするアイデアを出してみよう!」(4)〜How to の時代からWhat toへの転換
  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)  (13)  (14)  (15)

第51回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(1)〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
第52回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」(2)―緊急時の対策― 〜What toからHow to enjoy project managmentへの転換
  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)

第58回 「プロジェクトを実践して楽しもう!」―情報を活用する能力(1)―〜What toからHow to enjoy project managementへの転換
  (2)  (3)  (4)  (5)

第63回 「世界が変化している。原理・原則を知って変化に対応しよう」―ビジネスの基本に戻ろう(1)― −変わる基本、変わらぬ基本の理解−   
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)

第75回 「世界が変化している中で、日本人は自分のことをよく知っているのか」―勉強をしたバカとは何か勉強しよう(1)― 
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)   (7)   (8)   (9)  (10)  (11)  (12) 

第87回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」−アベノミクスを成功させるためにー“想定外”と“ゼロベース発想”−(1)
  (2)  (3)   (4)   (5)   (6)  (7)   (8)   (9)   (10)   (11)    (12)  
 
第99回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(13)―グローバル市場で“勝ち抜くための戦略”−(1)

第159回 「日本人がグローバリゼーション下で勝ち抜くための発想転換」(73)―日本がグローバル市場で勝ち抜くためへの反省と提案−(1)
  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)  (7)  (8)  (9)  (10)  (11)  (12)  (13)  (14)  (15) 

第174回 再度「ジョブ型/雇用」と「メンバーシップ型/雇用」の相違とこれからの使い方


 
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