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今月のこれ!「問題解決能力を身につける」 |
プロジェクトマネジメントで大切なのは、リスクマネジメントと計画変更だと言う人が多い。この2つは表裏一体であるが、もし、そうだとすれば、プロジェクトマネジメントでもっとも大切なことは問題解決である。
計画変更だというと問題解決との関係がよくわからないかもしれないが、計画変更というのがどういう作業かを少し考えてみよう。
まず、計画と実績の差異が生じる。差異の中には統制によって解決すべきものがある。たとえば、プロジェクトの雰囲気がだらだらしていて、作業効率が悪いとすれば、統制し、作業効率を上げ、計画通りに持っていく必要がある。
しかし、一生懸命やっているが、見積もりがまずかったなどの理由で計画通りに進まない場合がある。このような場合、計画の変更を考えなくてはならないのだが、計画変更の際に絶対に変えてはならないものがある。「プロジェクトの目的」である。
つまり、計画変更をするとは、「プロジェクトの目的を達成するために、当初の計画とは別の計画でプロジェクトを実施していくこと」に他ならない。
このことは、計画変更とは「あるべき姿」が固定されているときに、如何にそれを達成するかという問題解決であることを意味している。このような方法は、戦略立案の際によく使われる方法であり、「あるべき姿」と「現実」の差異を明確にし、その差異を解消していくための課題を明確にし、その課題を達成するための具体的な方策として戦略を策定するのだ。戦略を計画に置き換えれば、そのまま、計画変更になる。
というわけで、11月は「問題解決手法」について勉強してみよう!
◆この記事を読もう!
【戦略ノート】
戦略的思考をしよう
【診断ノート】
目的なくしてプロジェクトなし
【問題解決法】
・問題解決プロセスを理解する
・ロジックツリーで問題を分析し、対策を立案する
・MECEで計画や管理をモレなく、ダブリなく
・仮説をうまく作り、プロジェクトをスムーズに進める
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