今月のこれ!WBS(Work Breakdown Structure) 

いまだに、プロジェクト計画の中で難しいなと思うのが、WBS(Work Breakdown Structure)である。スキルの幅があるのだ。PM研修で30分説明すれば、WBSを作ることはできる。問題はここから始まる。

 たいていの人がまず、最初に、悩むのは、ワークパッケージやアクティビティのグレンサイズをどのように取ればよいかということ。確かに、PM本などを読んでみると、作業期間、管理スパンなどに着目した目安はある。アクティビティは15日といった類のものだ。

 しかし、よくよく考えてみると、これは実際には目安にならない。不確実性があるからだ。すると、リスクを考えなくてはならない。

 そのように考えはじめると、WBSを作る問題というのはドンドン、深みにはまっていく。結局、プロジェクトの対象になっている業務を知りぬくことしか、解決方法はないのだろうか?といった気になってくる。

 ある意味で、WBSはプロジェクトマネジメントの戦略そのものである。プロジェクトの「ゴールを設定する」。そのゴールが「どのようなものかを定義する」。これはすべてWBSで可能だ。

 だから、悩む。WBSができれば、プロジェクトマネージャーとしては一人前だといえよう。

 ということで、今月はWBSの勉強をしてみましょう。


◆この記事を読もう!

WBS(Work Breakdown Structure)【これだけ知っていれば困らない】
 

スコープ管理はみんなの責任【診断ノート】
 

スコープ考【戦略ノート】
 

マネジメントプロセスは管理されていますか【戦略ノート】
 


プロセス2「完璧なWBSを作る」(プロフェッショナル:有料メルマガ)
□アクティビティ1 スコープの特定がプロジェクトの成否を決める
□アクティビティ2 WBSの作成〜成果物のブレークダウンをするコツ
□アクティビティ3 WBSの作成〜アクティビティの定義とOBS作成
□アクティビティ4 マイルストーンを設定する3つの原則

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