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2009.5.15更新
PMstyle 書籍プレゼント
終了しました。188名の応募がありました。
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当選者発表
188名の方のご応募を頂きました。当選者は以下の3名です。
(1) BROWN 様
(2) けい 様
(3) こだっく 様
惜しくも選に漏れた方は、以下からご購入ください。
石川 和幸「チームマネジメントがうまくいく成功のしかけ」、中経出版(2009)
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プレゼント
第56回は久しぶりにチームマネジメントの本です。プレゼント提供者は、株式会社サステナビリティ・コンサルティング代表の石川 和幸さんです。石川さんは、SCMの専門家で、SCMの発想をいろいろなところに応用して、いろんな本を書かれていますが、この本は、SCMの導入プロジェクトのマネジメントで経験されてきたことをまとめた本だそうです。
これまでこのプレゼントコーナーでは、3冊のチームマネジメントの本をプレゼントした実績があります。
第20回:伊藤健太郎「プロマネはなぜチームを壊すのか 知っておきたいプロジェクトのヒューマンスキル」、日経BP社(2007)
第23回:堀 公俊、加藤 彰、加留部 貴行「チームビルディング」、日本経済新聞社(2007)
47回:清宮普美代「質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?」、PHP研究所(2008)
いずれもよい本だと思いますが、残念ながら、プロジェクトマネジメントとチームマネジメントの関係がはっきりせず、プロジェクトマネジャーにとっては教養であり、実務知識にはなりにく部分がありました。このコーナーでは取り上げていないチームマネジメントの本というのもたくさんありますが、この傾向は変わりません。プロジェクトマネジャーからは、よく「チームが大切なのはよくわかるが、チームマネジメントはあまり役に立たない」という声を聞くこともしばしばです。
今回の石川さんの本は、この高い壁を打ち破り、プロジェクトマネジメントのアクティビティをチームマネジメントの中でどのように位置づけて行っていくか、また、逆にチームマネジメントのアクティビティをプロジェクトの管理にどのように使っていくかを明確に書いた本で、これまでのチームマネジメント本とは一線を画する本になっています。
ぜひ、一度、読んでみてください。特に、PMBOKに代わるものを探している人には、大きなヒントがあると思います。
株式会社サステナビリティ・コンサルティング www.susco.jp
プレゼントにあたり、著者の石川 和幸様からメッセージを頂いています。
石川 和幸様からのメッセージ |
このたび、拙著をご紹介させていただく機会を賜り、深く感謝申し上げます。
プロジェクトの成否を分ける問題はいくつもあります。その問題への対処として、先人たちの努力と献身によって、プロジェクトマネジメントの管理技法が作り出され、今に至っていると拝察いたします。私自身も、こうした管理技法を叩き込まれ、多くのプロジェクトで助けられた経験を持っております。
しかしながら、皆様のプロジェクトで、この管理技法だけでうまくいかない場面に遭遇することはなかったでしょうか。残念ながら、私は管理技法だけでは突破できない場面に何度か遭遇した経験を持っています。本当に追い詰められたことも何度かありました。
そのようななかで、経験的に二つの視点を得ることができました。この本は、そうした視点を練りこんで、私なりのプロジェクトマネジメント、チームマネジメントが成功裏に進められる経験知を書いてみたものです。
一つ目の視点は、ライフサイクルです。プロジェクトチームであれ、部門組織であれ、人が集まってチームや部門が結成され、活動し、成果を刈り取るには、ライフサイクルがあり、そのライフサイクルごとに注意すべきことがあるということです。
二つ目の視点は、プロジェクトマネジメントのフレームワークに、より人間的なマネジメントの視点を取り込んだ点です。私も外資系出身ですが、欧米流の手法では、人はリソースとして扱われるため、取替え可能な機械のような扱いを基本においているように思えます。しかし、チームはもっと人間同士のダイナミックな関係性で運営されるため、人の多様性、スキルレベル、キャラクター、ストレス耐性、家族の状況、心情などの多くの人的要素を鑑みたうえで、マネージしていかなければならないのだと思うようになりました。そのうえで、ライフサイクルごとに使うべきフレームワークを位置づけてみたのです。
合理的なプロジェクトマネジメントの管理技法に、私なりの経験知としての視点を入れたため、チャレンジングな内容となり、うまく形式知化しきれていない点もあります。この点はお詫びせねばなりません。しかしながら、私の書いた視点は、多くの悩めるプロジェクト・マネジャーに少しは貢献する内容を含んでいると愚考してやまないものです。拙著が、皆様のプロジェクトマネジメントの成功の一助となれば幸いです。
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なお、「ビジネス書の杜」の書評はこちらにあります。
プロジェクトマネジメントとチームマネジメントのマリアージュ
さて、というわけで、この本を3名の方にプレゼントさせていただきます。プレゼントを希望される方は、以下のフォームからご応募ください。
【締め切り】2009年4月29日24:00
【発表】プロジェクトマネジャー養成マガジン2009年5月13日号(予定)
【個人情報の取り扱い】本プレゼントのみ
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