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2007.07.17更新
プロジェクトマネージャー養成マガジン
書籍プレゼント
終了しました。
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当選者発表
148名の方のご応募を頂きました。当選者は以下の5名です。
(1)subaru 様
(2)kenpa 様
(3)kazu 様
(4)ヤマケン 様
(5)いけちゃん 様
惜しくも選に漏れた方は、以下からご購入ください。
原丈人「21世紀の国富論」、平凡社(2007)
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プレゼント
平凡社様のご好意により、原丈人さんの「21世紀の国富論」をプレゼントしていただけることになりました。原さんは、今の米国型の企業ガバナンスは必ずしも評価できず、もうすこそ、長期視点での企業や事業の育成を重視したのガバナンスマネジメントが必要だと考えられています。この本は、そのような視点から、ポストコンピュータ時代の産業育成や育成経営がどのようにあるべきかを非常に多様な視点から延べられている、非常に面白い本です。
平凡社ホームページ:www.heibonsha.co.jp
プレゼントに当たって、この本を担当された平凡社編集部西田様から以下のようなメッセージを戴いております。
平凡社編集部西田様からのメッセージ |
プロジェクトマネージャー養成マガジンをお読みのみなさま。今回は、原丈人さんの『21世紀の国富論』という本を紹介させていただきます。
原さんは、世界一の金持ちとして有名なビル・ゲイツがライバルとして意識し、怖れた日本人と言われています。ですが、おそらく原丈人という名前を初めてご覧になる方も多いのではないかと思います。
著者の原さんは、シリコンバレーで数々の企業を成功させ、ほかにもヨーロッパ、イスラエルと世界を股にかけて活躍なさっている実業家です。ビル・ゲイツが怖れた日本人と言われているのも、かつてボーランドという会社で、マイクロソフトと対等にやりあったという実績があるからです。ところが、海外が活動拠点ということもあり、原さんの活躍は、日本では、ほとんど紹介されてきませんでした。
このように、アメリカなどで実績を積んできた実業家ではありますが、原さんは、21世紀に入ってから、彼が主な活躍の場としていたアメリカが、かつてのように、新しいものを次々に生み出す力がなくなってきたと、強く考えるようになりました。
徐々に力をなくしていくアメリカ。その原因はどこにあるのでしょうか。それは、IT時代には機能していた会社のあり方、市場のあり方、金融のあり方などなどが、もはや新しい時代にそぐわないものになってきているからです。
ところが、今の日本は、力をなくしつつあるそのアメリカの後追いをしようとしています。このまま行けば、日本は、アメリカの二の舞になる。
原さんはそう考え、活動の拠点を日本にも置くようになり、政策立案などにも積極的にかかわるようになりました。盲目的にアメリカの制度を導入しようとする日本に警鐘をならすことにしたのです。この本は、そうした背景で、書かれたものです。
原さんの議論は具体的なところからはじまります。時価会計の功罪、市場万能主義の陥穽、ヘッジファンドの問題点、新しい会社のガバナンスのあり方から、新しい基幹産業を日本にどのように作っていくかという問題まで、実践家の視点から、ひじょうに幅広く論じています。また、バングラディシュではじまった貧困問題への取り組みについても重要な指摘をしています。
そして、この本の白眉は、最後の章の日本への提言です。アメリカ流のマネーゲーム化した資本主義を批判するだけではなく、具体的にどのようにすればいいのかを積極的に提言しています。
シリコンバレーで活躍していたベンチャーキャピタリストというと、スティル・パートナーズや村上ファンドのような考え方をする人を連想しますが、この原さんは、あえていえば、社会思想家のような方です。その主張には粗削りな面もあるとは思いますが、独特の説得力があり、しかも、実践家でもあるという、ひじょうに特異な人物です。
本書をお読みいただければ、ビジョンというものは、こういうものだったのか、と目からウロコが落ちることは間違いありません。原さんの議論の明快さだけではなく、ここに語られている希望に、きっと感動していただけると信じております。『21世紀の国富論』を、ぜひご一読ください。 |
なお、「ビジネス書の杜」の書評がこちらにあります。よろしければ併せてお読みください。
企業を発掘し、育てる
この本を5名の方にプレゼントさせていただきます。プレゼントを希望される方は、以下のフォームからご応募ください。
【締め切り】2007年07月11日24:00
【発表】プロジェクトマネジャー養成マガジン2007年07月18日号
【個人情報の取り扱い】本プレゼントのみ
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