第7回(2006.03.30) 
PM Magazine連載終了のご報告と、皆様へのお礼
 
(本記事は、翔泳社PM Magazine No.5への寄稿記事を、メルマガ用に再編集したものです)

読者の皆様の力をお借りし、PM Magazineでアンケートで読み解くプロジェクトマネジメントという連載をしておりましたが、第5回で連載を終了しました。

連載期間中には延べで、1000名以上の方のご協力を戴いたことになり、本当にメールマガジンを発行していてよかったなと思った次第です。特に、意見欄は、毎回、書きましたが、皆様の高い見識が伺われるものが多く、このメールマガジンの読者のレベルの高さを毎回痛感した次第です。

連載終了にあたり、改めて、ご協力戴いた皆様に感謝し、お礼を申し上げます。貴重な情報をありがとうございました。この企画はPM Magazineの中村理編集長の、日本ではプロジェクトマネジャーの地位が低いのか(特にIT系)という疑問の中から生まれてきたものです。その意味で、中村さんなくてはこの企画はなかったわけで、中村さんにも深く感謝しています。

欧米ではPMIをはじめとして、IPMAなど、この種のリサーチプログラムはよくやっていますが、日本では残念ながら、4つのPM団体があるにもかかわらず、そのようなリサーチはあまり見たことがありません。このため、PMブームだといいながら、実際のところどのような状況になっているのかまったく分からないのが現状です。

弊誌の場合、一企業が運営しているメールマガジンですので、そのカバレッジは決して高くありませんが、このような調査をやってみてわかったことは決して少なくありません。普段のコンサル活動では見えてこないものが多く見えました。その意味で、取り組んでよかったと思いますし、また、皆さんの参考にもなったのではないかと思っています。

まだ、見られたことがない方は、ぜひ一度、ごらんになってください。過去4回分のアンケート結果は

また、最終回にやりました、コンピテンシーの分析はこちらにあります。

さて、ということで、第5回の記事のアタマだしをします。内容はもちろん、PMコンピテンシーの開発についてです。

興味がある方は、ぜひ、PM Magazineを購入してお読みください。実は、この記事以外にも、この号には、PMAJの副会長の佐藤義男さんとの対談記事が掲載されています。佐藤さんとの対談もおおむね、人材育成についてですが、特に、PM育成に対して組織は何ができるかという視点からの対談になっています。こちらから購入できます。

PM Magazine No.5

以下、連載記事のアタマ出しです。

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この連載は今回で最終回になります。

本連載は今回で最終回です。最終回は、今までのアンケートとは若干趣を変え、著者の会社(以下、PMO社)のサイトでやっているPMコンピテンシーアセスメントの結果から読み解いてみたいと思います。PMO社では、2006年をPMコンピテンシー元年と位置づけ、プロジェクトマネジャーのコンピテンシー開発への取り組みを始めています。その一環として、プロジェクトマネジャーの方々にまずはご自分のPMコンピテンシーを知ってもらうべく、通常、有償で販売しておりますPMコンピテンシーのアセスメントサービスを2006年1月の1ヶ月間に限り、無料提供しました。この間に約200名の受診者があり、今回は、この結果をご紹介しながら、PMコンピテンシーの開発ということについて考えてみたいと思います。

◆あるPMの話

まず最初に、著者のコンサルティングした製品開発プロジェクトのPMをしていたK氏のお話をしたいと思います。K氏は15年くらいPMの経験があり、過去の業績もすばらしいものでした。新しい知識の習得にも積極的で、例えば、PMBOKを自分の経験で説明できるという人でした。当然、組織からの信頼も厚く、そのプロジェクトのPMに選ばれたのも信頼の現われといえました。

<以下は、PM Magazineでお読みください!>

PM Magazine No.5

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